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思考の種

  • 2025年12月9日
  • 2025年12月14日

なぜ、他人の評価は気にするが、親しい人の評価を気にしないのか

  事例 よくSNS上での評価をめぐって、さまざまなトラブルが生じている。顕著なのは、アンチによる誹謗中傷だが、高評価を求めるあまり、嘘をついたり、炎上したりと、行き過ぎてしまう例もある。 謎 SNS上での評価は、言ってしまえば、赤の他人の評価である。それなのに、なぜその評価をそこまで気にするのか? 一方で、匿名の評価は気にするが、近い人の評価はそこまで気にしていないことが多いだろう。こ […]

  • 2025年11月30日
  • 2025年11月30日

マックの新しいフタの導入に対する反応から、環境問題に対する感情を読み解く

マクドナルドが、紙ストローの廃止と、ストローなしで飲める新しい蓋の導入を発表した。 この件に対する人々の反応を分析することで、世の中の環境配慮やSDGsに対する感情(ポジティブかネガティブか)を考察する。   目的 今回の紙ストローの廃止と、新しい蓋の導入は、紙ストローが嫌だった人にとっては、悪くないことだろう。かつ、どうしてもストローで飲む必要がある人は、少数派であろう。ゆえに、環境配 […]

  • 2025年11月19日
  • 2025年11月19日

飲食店などの接客態度の距離が近くなっているのはなぜか

おそらくここ数年、飲食店やホテルなどのサービス業の接客の距離が近くなっている。あるいは、接客態度が緩くなっていると思われる。 この記事では、接客が緩くなり、距離が近くなっている具体的な例を挙げ、そして、その原因や背景について分析していく。   接客が緩くなっている例 言葉遣い まず、言葉遣いが緩くなっている。 これは昔から指摘されていたことではあるが、かつては、言葉遣いの誤りはあっても、 […]

  • 2025年10月19日

「気にしなくていい」と思える特権の手に入れ方

生きていると何かしら気になることがある。 気になることを言われたり、相手に気になることがあったり、自分に対して気になることがあったりする。 そんな気になることを、誰かに相談すると、「気にしなくていい」と言われたりする。自分も誰かに言ったりする。 でも、「気にしなくていい」と思えるのは、結構、特権的なことなのかもしれない。   「気にしなくていい」と思えるということは、それが気にするまでも […]

  • 2025年10月11日
  • 2025年10月24日

「ネジが外れている」感情が欠如している人間が持ち上げられる理由と、問題点

アニメ『チェンソーマン』にて、このようなセリフがある。「まともなやつは死ぬ」、「頭のネジがぶっ飛んでるやつが生き残る」。主人公のデンジは、「ネジがぶっ飛んでいる」側の人間であり、他にも「ネジがぶっ飛んでいる」人間たちが活躍する。   『チェンソーマン』に限らず、「ネジが外れている」、「感情が欠如している」人間が、現実でもフィクションでも、持ち上げられる傾向にある。これはなぜなのか。 そも […]

  • 2025年10月8日
  • 2025年10月26日

高市氏の「ワークライフバランスを捨てる」発言への的外れな批判はなぜ起きるのか—読解力について考える—

先日、新しい自民党総裁に就任した高市早苗氏が、自民党議員の前での演説をした際の発言が、一部から批判を浴びた。 高市氏は、「全員に働いていただきます。馬車馬のように働いていただきます」「私自身も、ワークライフバランスという言葉を捨てます」という発言をした。[1] これに対して、「ワークライフバランスを捨てるとは何事か」、「人間は馬ではない」、というような趣旨の批判をする政治家やメディアがいた。 昨今 […]

  • 2025年10月3日
  • 2025年10月3日

動画よりも本が良い理由について—感情のフィルターとなる想像力—

最近では、さまざまな動画がネット上で見られる。だから、本を読まなくても知識を得られる、と主張する人は多い。 だが、動画には特有のデメリットがある。それは、動画には、口調や喋り方、表情に感情がのることである。 これは、動画ならではのメリットでもあるが、デメリットでもあるのだ。   動画のデメリット ①感情の伝染 まず、動画では、視聴者に対して、出演者の感情が直に伝わる。それは、動画には、そ […]

  • 2025年9月30日

努力を最小限にし、最適化させる「戦略」について

目的を達成するためには、努力をして自分の実力を向上させる必要がある。 それと同じように重要なのが、努力を最適化し、最小限化する戦略である。   努力と実力向上 何らかの目的を達成するには、その目的を達成するために必要な実力を得る必要がある。そのためには、努力が必要である。 試験に受かるためには勉強する必要があるし、スポーツの大会で勝つには練習する必要がある。   相対的な実力と […]

  • 2025年9月28日

なぜ若者は「尖る」のか—若者の他者否定と自己否定について—

若者は尖りがちだと言われる。 そもそも、「尖る」とは何のか、なぜ若者は尖るのか、そして、どのように尖ること、他者を否定することで、成長・成熟するのか、について論じる。   尖るとは何か まず、尖るとは何か。それをざっくり言語化する。尖るとは、概ね、安易に大衆に迎合しない姿勢であり、突き詰めると、他者を否定しがちな精神であるといえるだろう。 「尖る」のイメージとして、「俺は他の奴らとは違う […]

  • 2025年9月27日
  • 2025年10月26日

イチローの「叱ることすら難しい今の世の中、自分で反省や努力できない人が更に生きづらくなり差が広がる」という発言について分析する

元野球選手のイチローが、「叱ることすら難しい今の世の中、自分で反省や努力できない人が更に生きづらくなり差が広がる」といった発言をした。[1] この発言の趣旨は、昔であれば、監督的立場の人が、叱ってくれたから、自分で自分を律することができなくても、強制的に努力することができた。だが、今は叱ってくれる人がいないので、自分で自分を律して、努力しなければいけない。そうなると、それができる人とできない人で差 […]