- 2025年10月6日
コンディションの対概念として「フレーム」という言葉を作ってみた
コンディションという言葉がある。この言葉は便利で、よく使われる。だが、コンディションが良い悪いというならば、そのコンディションのもととなっている本来の実力のようなものがあるはずだ。だが、その言葉は、多分存在していないし、あまり考えられてもいない。 この記事では、コンディションと、その対になる概念について考えたい。 コンディションとは何か そもそもコンディションとは、「今日は身体のコン […]
コンディションという言葉がある。この言葉は便利で、よく使われる。だが、コンディションが良い悪いというならば、そのコンディションのもととなっている本来の実力のようなものがあるはずだ。だが、その言葉は、多分存在していないし、あまり考えられてもいない。 この記事では、コンディションと、その対になる概念について考えたい。 コンディションとは何か そもそもコンディションとは、「今日は身体のコン […]
「みんな俺のやること見下しやがってよ。復讐だの、家族守りたいだの、猫救うだの、(略)、みんなえらい夢もってていいなあ。」 「じゃあ夢バトルしようぜ、(略)俺がテメーをぶっ殺したらよー、テメーの夢、胸揉むこと以下だ」 『チェンソーマン』 ep.4 『チェンソーマン』の思想的なテーマは、このデンジのセリフに詰まっている。 デンジは、「えらい夢」をもっていない。デンジの夢は、「胸揉むこと」や「パンにバタ […]
『劇場版「鬼滅の刃」 無限城編 第一章猗窩座再来』にて、蟲柱である胡蝶しのぶが、上弦の二の鬼、童磨に殺された。 しかも、かなりあっさりと殺されてしまったように思える。胡蝶と童磨の実力差はかなりあったように思え、胡蝶は、童磨相手に、最後に一矢報いるも、ほとんどノーチャンスだったといっていいだろう。 いくら上弦の二が強力だからといって、胡蝶がこのように殺されてしまうのは、かわいそうに思える。また、他の […]
最近では、さまざまな動画がネット上で見られる。だから、本を読まなくても知識を得られる、と主張する人は多い。 だが、動画には特有のデメリットがある。それは、動画には、口調や喋り方、表情に感情がのることである。 これは、動画ならではのメリットでもあるが、デメリットでもあるのだ。 動画のデメリット ①感情の伝染 まず、動画では、視聴者に対して、出演者の感情が直に伝わる。それは、動画には、そ […]
Abema Prime(アベプラ)などのネットの政治・社会系討論番組が人気である。 こういった討論番組がなぜ人気なのか。 その本質的な理由は、感情の対立を楽しむショー的な要素があるからなのではないか。 もしそうだとしたら、そのショーは、社会のどういったことを反映しているのか、あるいは、社会にどういった影響を与えるのか、について考える。 討論番組の良い点 まず、討論番組について良い点を […]
目的を達成するためには、努力をして自分の実力を向上させる必要がある。 それと同じように重要なのが、努力を最適化し、最小限化する戦略である。 努力と実力向上 何らかの目的を達成するには、その目的を達成するために必要な実力を得る必要がある。そのためには、努力が必要である。 試験に受かるためには勉強する必要があるし、スポーツの大会で勝つには練習する必要がある。 相対的な実力と […]
前編の記事に続いて、『変な絵』の主要な事件の概要と、伏線、面白い点について解説する。 この記事を読むと、『変な絵』に登場する事件について、その内容をざっくりまとめて知ることができ、その事件がどのような構造なのか、どういう伏線があるのか、何が興味深い点なのかについてわかるようになっている。 では、解説を始める。 変な絵 posted with ヨメレバ 変な絵 Amazon Kindl […]
ネタバレ注意!! この記事では、雨穴著『変な絵』について、登場人物、時系列について、ざっくりとわかりやすくまとめている。 また、後編記事では、主要な事件についてや、伏線、面白いポイントについても解説しているので、あわせて読むことで、『変な絵』をより理解できるようになると思う。 変な絵 posted with ヨメレバ 変な絵 Amazon Kindle 楽天ブックス 『 […]
若者は尖りがちだと言われる。 そもそも、「尖る」とは何のか、なぜ若者は尖るのか、そして、どのように尖ること、他者を否定することで、成長・成熟するのか、について論じる。 尖るとは何か まず、尖るとは何か。それをざっくり言語化する。尖るとは、概ね、安易に大衆に迎合しない姿勢であり、突き詰めると、他者を否定しがちな精神であるといえるだろう。 「尖る」のイメージとして、「俺は他の奴らとは違う […]
元野球選手のイチローが、「叱ることすら難しい今の世の中、自分で反省や努力できない人が更に生きづらくなり差が広がる」といった発言をした。[1] この発言の趣旨は、昔であれば、監督的立場の人が、叱ってくれたから、自分で自分を律することができなくても、強制的に努力することができた。だが、今は叱ってくれる人がいないので、自分で自分を律して、努力しなければいけない。そうなると、それができる人とできない人で差 […]