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批評

  • 2025年4月17日

ブランド志向とは何なのか、その原因について考察する

世の中には多くのブランドが存在する。そして、そのブランドを求める人をブランド志向であるという。このブランド志向とは何なのか、そして、その心理について論じ、ブランド志向の将来について予測する。   ブランド志向とは ここでは、ブランド志向を、「それがブランド品である」という理由で高く評価し、欲しがること、と捉える。 ブランドの品は、品質が高い傾向にあると思われるため、その品質を求める人もい […]

  • 2025年4月16日
  • 2025年4月16日

なぜ人は高層ビルやタワーマンションからの眺望を求めるのか

東京タワーやスカイツリー、あるいは高層ビルやタワーマンションまで、人は高い建物に登りたがる。その理由は、そこからの景色だ。街を一望できるその景色を求めて、人は高いお金を払うのである。では、一体なぜ人は高いところからの眺望を求めるのか。   眺望とはなんなのか 高いところから街を見下すことの何が面白いのか。展望台にいる人々の会話を聞くと、「ここからでも富士山見えるんだ」とか「あそこが新宿か […]

  • 2025年4月14日

リベラルと保守を優等生とヤンキーに見立てて今の時代を考える

リベラルとは優等生、あるいは学級委員長な思想で、保守とはヤンキー的な思想である、と考えると両者の対立について理解しやすくなるのではないかと思うので、それぞれについて論じる。 リベラル=優等生 リベラルは、個人の自由や権利を重視する思想である。個人とは、マイノリティを含めたあらゆる人々のことを指す。そのため、最近では、環境活動や多様性重視など、自由や権利が侵害されがちなマイノリティのための活動が目立 […]

  • 2025年4月10日
  • 2025年4月11日

ストリートピアノの炎上について分析する

先日、大阪府の商業施設にあったストリートピアノの運営が出した声明が議論を呼んだ。[1]その声明の内容は、端的に言えば、ストリートピアノは練習用ではなく、人に聞かせるものだから、ある程度弾けるようになってから弾いてくれというものだ。 この件は一見ありふれた炎上のようだが、この一連の議論は、公共の場に対して考察するのに適していると考えられる。そのため、この記事では、この議論について分析し結論を出した後 […]

  • 2025年3月30日

感情が過激になる現代に自己をどう保つか

現代は感情が過激になっていると思われる。その理由は、主にSNSの普及によって、不特定多数に通じやすく、より感情を掻き立て、注目を集める言説が流布しやすく、それが感情的に過激なものだからだろう。(前回の記事で詳しく論じた) この記事ではまず、現代において感情が過激化している事例を取り上げ、分析する。その上で、そのような過激な感情から自己を保ちつつも、どのように社会と関係していくべきかを考える。 &n […]

  • 2025年3月28日
  • 2025年4月17日

なぜ学歴厨が現代に生まれるのか

「学歴厨」という言葉が存在する。学歴厨とは、学歴至上主義で、学歴の高低で相手を判断し、見下してマウントをとったり、尊敬したりする人間を指す言葉である。比較的最近生まれたネット上のスラングのような言葉だ。 学歴自体は昔から存在しており、ひと昔前のほうがその重要度は高かった。企業の採用においても、ひと昔前のほうが学歴を重視していた。だが、最近では、さほど学歴を重要視しない企業も多いと聞く。また、インタ […]

  • 2025年3月19日
  • 2025年3月19日

なぜなろう系は「痛い」や「うざい」と言われるのか

最近、「なろう系」と呼ばれる作品が、ライトノベルやアニメに増えており、人気が増している。しかし、それと同時に、「なろう系」は「痛い」や「うざい」と言われてもいる。この記事では、なぜ「なろう系」が「痛い」と言われるのかについて考察する。   なろう系とは なろう系とは、「小説家になろう」という小説投稿サイトにて、よく見られるパターンの小説のことだ。 そのパターンとは、大体以下のようなもので […]

  • 2025年3月14日
  • 2025年3月26日

『ストーリーが世界を滅ぼす』の考察【書評】

内容についてはこちらから↓   ストーリーが世界を滅ぼす posted with ヨメレバ ストーリーが世界を滅ぼす Amazon Kindle 楽天ブックス     『ストーリーは世界を滅ぼす』の考察 本書では、ストーリーの負の側面に対して、4つの対応策が示されていた、と思われる。そこで、それら4つの対応策に対して、それぞれ、考察と批評をしていく。   寛 […]

  • 2025年3月12日
  • 2025年4月17日

「世間」がなくなると、疎外感と閉塞感がなくなる

現代を表現する言葉として、「疎外感」と「閉塞感」という言葉は定番であった。現代を批判的に論じる文脈では、それらに類する言葉は、哲学、批評、小説などジャンルを問わずに登場してきた。 しかし、おそらく疎外感や閉塞感は今後、さほど問題にされなくなるだろう、というのが今回論じるテーマである。その原因は、「世間」という概念が消滅しつつあるからである。   世間とは 世間とはどのような意味か。世間と […]

  • 2025年3月9日
  • 2025年3月16日

飲食店が衛生的に信用できない理由と解決策

先日、とある飲食店に行ったところ、出された取り皿が、洗い残しと油で汚れているようだった。結局、その取り皿を取り替えてもらい、その後、問題はなかった。だが、こういったことがあると、その店の衛生管理を疑問視してしまう。 社会全体でみても、飲食店での食中毒や、不衛生な管理体制は、度々ニュースにも取り上げられているが、こうした経験やニュースがあると、飲食店が信用が信用できなくなり、安心して外食ができなくな […]