- 2024年3月1日
リラックスとは何かを哲学する2
前回は、リラックスとは何かについて、具体的なリラックス方法を挙げ、それらの方法に共通する点を考えました。 今回は、そのような性質をもった行為が、なぜリラックスになるのかについて、そもそもリラックスの意味である緩める・和らげるとは、一体何から緩和するのか、そしてどのように緩和するのかを論じたいと思います。 リラックスを求める原因は何か 前回行ったリラックスとは何かを簡単にまとめると以下 […]
前回は、リラックスとは何かについて、具体的なリラックス方法を挙げ、それらの方法に共通する点を考えました。 今回は、そのような性質をもった行為が、なぜリラックスになるのかについて、そもそもリラックスの意味である緩める・和らげるとは、一体何から緩和するのか、そしてどのように緩和するのかを論じたいと思います。 リラックスを求める原因は何か 前回行ったリラックスとは何かを簡単にまとめると以下 […]
今回の哲学チャンネルのテーマは、リラックスとは何かについてです。 現代人の忙しさやストレスが叫ばれるようになって久しいですが、それと同時に求められるようになり、今では日常に定着しているのがリラックスでしょう。そんな現代社会を象徴するようなリラックスとはいったい何なのかについて、哲学的に考えてみたいと思います。 リラックスという言葉の意味と具体例 最初に、リラックスという言葉が何を意味 […]
今回から、プラトンの思想を初期、中期、後期の順に流れで扱っていく。流れでみていくことによって、プラトンの関心の一貫性と、その関心をもとに思想がどのように展開されていくかがわかるからである。 ということで、今回の記事では、プラトンの初期の思想を扱うことにする。(0-1) 初期プラトンの著作一覧 初期プラトンの著作は、以下の通りとされる。 ・『エウテュプロン』 :敬虔について ・『ソク […]
プラトンは自身の著作をほとんど全て対話篇という形式で著した。対話篇とは、登場人物の対話によって、作品が進行していく戯曲・演劇形式である。では、プラトンはなぜこのような形式をとったのか。その意味・意義について、三つに分けて考えてみたい。 1つ目は、対話篇に描かれている対話を実際に行うことの意義についてである。その前提として、対話篇に描かれている対話がどのようなものなのかについて概観する。 2つ目は、 […]
今回は、村田沙耶香著『コンビニ人間』の中心的なテーマである「正常」と「異常」の違いについて考察したいと思う。 本書を通して、「普通の人」というときの「普通さ」とはいったい何なのか。そして、主人公の小倉は「異常」であるのか。その「普通」と「異常」とは何であり、誰が決めたのか。「普通」であることは正しく、「異常」であることは間違っているのか、といった疑問について、少し哲学的に考えてみたいと思う。 &n […]
よく、「今年も1年あっという間だったね」といった言葉を聞く。「時間が経つのは早いね」という言葉も聞く。そして、年齢と時間の流れが関係しているということも聞く。それによると、年をとるほど体感時間が早くなるというのだ。では、年をとったから時間は早く流れるものだといって済ませてしまうのは癪に触る。どうすれば、「あっという間」をなくせるのか。どうすれば、しっかりその時間を過ごした感覚を得られるか。それを考 […]
プラトンは、哲学史上、おそらく最も重要な哲学者であり、「西洋哲学はプラトンの注釈である」(1-1)とまでいわれる。その著作は25巻を超え(1-2)、分野も多岐にわたる。そして、そのそれぞれが後の哲学の原型となっており、まさしく西洋哲学の基盤といえるだろう。 この記事では、そんなプラトンの思想を論じる前提としての基本的な情報を扱う。具体的には、プラトンの生い立ちや人物像、人生の概観についてである。 […]
前回の記事はこちら↓ 集中とはなにかの基本的な分析 前回、集中についての基本的な分析を行なった。そこでは、集中状態が選択肢の排除であることを論じた。そして、選択肢の浮上は、集中の途切れであり、この状態が集中と対照的な迷いであるとした。今回はこの二つの概念がどういった価値をもつのか、集中すべきときと迷うべきときについて考える。 不可逆な選択 集中するということのプロセスは […]
今回は、集中することについて論じる。 「集中すること」は、今日的なテーマである。その原因としては、現代社会には集中を乱すような刺激が多いため、集中力を欠きやすいということが第一にあるだろう。それゆえに、集中力向上を求める人が多いことも事実だ。しかし、そもそも集中するとは一体どういうことなのかを改めて問う必要があると思う。 今回の記事においては、集中することとは一体何なのか、集中状態の典型例を用いて […]
哲学チャンネルはこちら! この記事は、前回の①の続きです。 ①はこちら! 「ちょっと」とは何か① 哲学チャンネルep.42-43 主観化された客観性としての「ちょっと」 これまでの議論で、以下のことが結論されました。 「ちょっと」と言うとき、それは文脈や感覚といった、コミュニケーションを行う双方に共通した前提を基準にする。その前提は過去のコミュニケーションの蓄積を基にしつつも、その発 […]